隠国(こもりく)の泊瀬(はつせ)の山に霞み立ち、たなびく雲は、妹にかもあらむ

2010年08月05日 | 日本人の葬送の心 
相続ネットワーク

火葬場なる泊瀬(はつせ)山に、ぼんやりと立って、
横に長く懸っている雲は、なくなったいとしい人の煙であるのだろうよ。

(万葉集1407雑の挽歌)