こもまくら相枕(ま)きし子もあらばこそ、齢(よ)の老(ふ)くらくも、我惜しみせめ

2010年08月05日 | 日本人の葬送の心 
相続ネットワーク

手枕を交わして寝た、あのいとしい人が、生きていてこそ、年の行くのも、自分は惜しむだろうが、このような独り身では、早く年寄った方がよい。

(万葉集1414雑の挽歌)