鏡なす我が見し君を、阿婆(あは)の野の花橘の、玉に拾いつ

2010年08月04日 | 日本人の葬送の心 
相続ネットワーク
鏡のようにいつも見ていた君であるのに、 この阿婆の野の花橘を薬玉に貫くために拾うように、手に拾うた。 すなわち火葬して、骨を拾うた。
(万葉集1404雑の挽歌)