日本人の葬送の心

相続は自分にとって、とても近い人の“死”によって生じる事が多いにも関わらず、手続きはとても機械的に行われます。
ともすれば“心”が流される事さえあります。
ここで、日本人のいにしえからの死者を悲しみ悼む“心”を思い出してみたいと思います。折口信夫訳『口訳万葉集』は素晴らしく、また分かりやすい文です。そこから触れて行きたいと思います。
(出典、新装版日本古典文庫2・3。万葉集上・下。折口信夫訳。河出書房新社)

秋津野を人のかくれば、朝撒きし君が思ほえて、嘆きはやまず

2010年08月05日 

鏡なす我が見し君を、阿婆(あは)の野の花橘の、玉に拾いつ

2010年08月04日 

秋津野に朝ゐる雲の失わせぬれば、昨日も、今日も、亡き人思ほゆ

2010年08月04日